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1泊2日でも大満足!八重山諸島観光モデルコース【石垣・竹富・西表】完全ガイド

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『イッテQ』で八重山諸島が紹介されていて、「めちゃくちゃキレイ…!」と気になって、つい自分でも調べてみました。石垣島を中心に、竹富島や西表島、小浜島など、聞いたことはあっても詳しくは知らなかった八重山の島々。調べれば調べるほど、その魅力にどんどん引き込まれていきました。

でも「離島って移動が大変そう」「時間がないと楽しめないのかな」と思っていたら、意外にも1泊2日や2泊3日でもしっかり満喫できるルートがあることがわかりました。むしろ、短い日程だからこそ、計画的に動けば、海も星もグルメもぜんぶ楽しめる濃密な旅になるんです。

この記事では、そんな八重山諸島を効率よく楽しむための観光モデルコース、行くベストシーズン、人気スポット、宿や交通の選び方までを、わかりやすくまとめました。

テレビで見て「行ってみたい!」と思ったあなたにこそ読んでほしい、リアルな旅のガイドです。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
コメント数 : 137
★の数(総合): 4.50
星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
コメント数 : 32
★の数(総合): 3.33
リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
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★の数(総合): 3.91
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目次

八重山諸島の観光ベストシーズンはいつ?

気温・水温・混雑:いつ行くと快適?(10〜11月&梅雨明け直後の魅力)

八重山諸島を快適に観光するなら、梅雨明け直後(6月下旬〜7月)と秋の10月〜11月上旬がとくにおすすめです。この時期は気温も30度前後で湿度が落ち着き、観光にも海遊びにも最適なシーズンです。

まず、6月下旬〜7月の「梅雨明け直後」は、1年の中でも特に晴天率が高く、海の透明度も抜群。このタイミングを狙えば、石垣島の川平湾のエメラルドブルーや、西表島のジャングルと滝巡りも存分に楽しめます。しかも夏休み直前のため観光客がまだ少なめで、宿やツアーの予約も比較的取りやすいのがメリットです。

次に10〜11月。台風のピークも過ぎ、残暑はあるものの過ごしやすい気候になります。海の水温も高めに保たれているため、シュノーケルやダイビングも問題なく楽しめます。さらにこの時期は、観光ハイシーズン(7〜9月)ほど混雑せず、ゆったりと離島の魅力を味わえるのが魅力です。

また、航空券や宿泊料金がやや下がる傾向もあるため、コスパ良く旅行したい方にもぴったり。混雑を避けつつ、海や自然をしっかり楽しみたい方にとって、まさに「ベストな穴場シーズン」と言えるでしょう。

一方で、年末年始や春休みなどの繁忙期は、航空券やホテルが高騰し、離島間の高速船も混み合うことがあるため、計画は早めに立てるのが吉です。

梅雨と台風のリアル:5〜6月・8〜9月の対策

八重山諸島の梅雨は、例年5月上旬〜6月中旬ごろです。本州と比べるとやや早く始まり、長く続くのが特徴です。この時期はスコールのような激しい雨が突然降ることもあり、屋外アクティビティを計画している場合は注意が必要です。ただし、沖縄の梅雨は「ずっと雨」というわけではなく、合間に晴れ間が覗く日も少なくありません。

雨天時には、石垣島のユーグレナモールでの買い物や、泡盛の酒造見学、島内のカフェ巡りといった屋内観光を組み込むことで、天候に左右されず楽しめる旅になります。

さらに注意したいのが台風シーズンの8〜9月です。沖縄本島・八重山諸島付近は台風の通過が多く、飛行機や高速船が欠航になる可能性が高まります。特に離島間の移動がスケジュールの中心になる旅行では、計画が大きく狂うリスクがあるため、事前の天気予報チェックと旅行保険への加入を強くおすすめします。

この時期にどうしても訪れる場合は、「石垣島1島滞在型」にするか、「初日と最終日の移動に余裕を持たせる」など、柔軟なプランニングが必須です。

天候の不安が大きい分、オフシーズンならではの静けさや、格安の航空券・ホテルが手に入ることもあります。リスクとメリットを天秤にかけながら、無理のない計画を立てましょう。

海遊び・星空・花粉ならぬ花の季節別楽しみ方

八重山諸島では、季節ごとに楽しみ方が大きく変わるのが魅力です。特に「海」「空(星空)」「花」の3つの自然テーマに注目すると、それぞれのベストシーズンが見えてきます。

まず、海遊びのベストはやはり6月下旬〜9月上旬。この時期は海の透明度が高く、水温も快適で、シュノーケリングやダイビングに最適です。川平湾のグラスボートや、西表島のサンゴ礁エリアでの海遊びも本領発揮。ウェットスーツなしでも長時間楽しめるほどの暖かさです。

次に星空。実は八重山諸島は**「星空保護区」に認定された日本初のエリアで、特に西表島や小浜島、波照間島では天然のプラネタリウムのような星空が広がります。観察に適しているのは、空気が乾燥し始める10月〜2月ごろ**。新月と重なるタイミングを狙えば、肉眼で天の川がくっきり見えるほどの星空体験が可能です。

また、春先(3〜4月)には南国らしい色とりどりの花が咲き誇り、ドライブや散策にぴったりの季節です。桜のようなイメージで花見を楽しむのではなく、ブーゲンビリアやハイビスカス、デイゴの花が道路沿いに咲き乱れるのを見ながら歩くのが、沖縄ならではの楽しみ方です。

このように、時期によってテーマを変えることで、何度訪れても違った魅力を体感できます。

旅費が下がりやすい時期と航空運賃の傾向

旅費を抑えて八重山諸島を満喫するなら、6月中旬(梅雨終盤)〜7月上旬、10月中旬〜11月末、1月中旬〜2月中旬のいわゆる“中間シーズン”が狙い目です。これらの時期は航空券・ホテルともに需要が落ち着き、料金が比較的安くなります。

航空券に関しては、LCC(ピーチ、ジェットスターなど)のセールや早期予約を活用すれば、片道1万円以下で本州から石垣島にアクセスできることもあります。また、JALやANAの「スーパー先得」「タイムセール」などを使えば、大手でもお得に航空券を確保できます。

宿泊も、オフシーズンならリゾートホテルが1泊1万円以下になることも。特に平日泊は大きく料金が下がる傾向があります。加えて、楽天トラベルやじゃらんのクーポン、全国旅行支援などのキャンペーンを活用すれば、さらに割安に。

なお、台風のリスクがある時期(8〜9月)は安くなる傾向があるものの、欠航などのリスクが伴うため、格安=おすすめとは一概に言えない点に注意が必要です。

お得に旅をしたいなら、季節ごとの航空券の価格推移や宿の予約状況を事前にしっかり確認し、「価格」と「快適さ」のバランスを考えてベストなタイミングを選びましょう。

服装・持ち物チェック(雨・日差し・虫対策)

八重山諸島への旅行で困りやすいのが「服装や持ち物の選び方」です。基本的には年間を通じて温暖な気候ですが、日差しや雨、虫などの自然環境に対応する準備が必要です。

まず、日差し対策。紫外線が非常に強いため、長袖のラッシュガードや帽子、サングラスは必須。海辺だけでなく街歩きでも必要です。また、日焼け止めはSPF50+のものを選び、こまめに塗り直しましょう。

雨対策としては、折りたたみ傘や軽量のレインコートが便利。特に梅雨時やスコールが多い夏は、突然の雨に備えて常備しておくと安心です。

虫対策も重要。西表島などのジャングルエリアでは蚊やブヨが発生するため、虫よけスプレーと長ズボン・長袖の着用がおすすめです。特に夕方以降の自然散策では注意が必要です。

また、海に入る予定がある場合はマリンシューズビーチサンダルも忘れずに。サンゴや岩場で足を守ってくれます。

その他にも、モバイルバッテリー、汗拭きシート、現金(離島ではカードが使えない場所もある)なども用意しておくと安心です。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
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★の数(総合): 4.50
星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
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★の数(総合): 3.33
リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
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先島諸島と八重山諸島の違い

定義と範囲:先島=宮古+八重山/八重山はどこからどこまで?

まず最初におさえておきたいのが、「先島諸島」と「八重山諸島」の関係です。名前が似ていて混乱しやすいですが、この2つには明確な違いがあります。

「先島諸島(さきしましょとう)」とは、沖縄本島よりもさらに南西に位置する一帯の島々を指す呼び方で、大きく分けて「宮古諸島」と「八重山諸島」の2つを含みます。
つまり、八重山諸島は先島諸島の中に含まれる「一部」なのです。

具体的に、八重山諸島には以下の有人島があります

  • 石垣島(八重山の玄関口)
  • 西表島(自然豊かなジャングルの島)
  • 竹富島(赤瓦屋根の伝統家屋が並ぶ)
  • 小浜島(リゾートと牧歌的風景の融合)
  • 黒島(牛の数が人より多い!)
  • 新城島(パナリと呼ばれる秘境)
  • 波照間島(日本最南端の有人島)
  • 与那国島(日本最西端、台湾に最も近い)

さらに、近くの無人島も多数含まれており、自然保護区やダイビングスポットとしても注目されています。

一方で、宮古諸島には宮古島・伊良部島・池間島・来間島などが含まれます。これらは先島諸島ではあるものの、八重山とは文化・風土・アクセスの面でも異なるエリアです。

旅行者にとっては「どちらも南の楽園」というイメージがありますが、実際には距離も遠く、観光の動線も分かれています。後述の交通手段の違いを見てもわかるように、宮古と八重山を1度の旅行で両方回るのは非効率的なケースが多いです。

そのため、2泊3日程度の短い旅では「どちらか一方に絞る」のが一般的。この記事では**「八重山諸島」に特化したモデルコース**をご紹介していきます。

行政とアクセス:石垣市・竹富町・与那国町の関係

八重山諸島の行政区分も、旅を計画するうえで意外と重要なポイントです。このエリアは3つの市町村に分かれています

  • 石垣市(いしがきし):石垣島全域をカバー。新石垣空港や離島ターミナル、観光・宿泊・飲食などの中心地です。
  • 竹富町(たけとみちょう):石垣島以外のほとんどの離島(竹富島・西表島・小浜島・黒島など)を管轄する町。島の数は多いですが、役場は石垣島にあります。
  • 与那国町(よなぐにちょう):日本最西端の与那国島のみで構成される町。台湾までわずか約110kmという立地です。

アクセスにおいては、八重山の玄関口は石垣島。本土(東京・大阪・那覇など)からの直行便はこの島に到着します。そして、石垣島の「離島ターミナル」から高速船に乗って各離島へアクセスするというのが、観光の基本ルートです。

  • 竹富島:約10〜15分
  • 小浜島:約25〜30分
  • 西表島(大原港):約35〜45分
  • 黒島:約25分
  • 波照間島:約60分(海況により欠航率高め)
  • 与那国島:飛行機で約30分(石垣空港⇄与那国空港)

このように、行政区分に合わせてアクセス手段も変わってきます。石垣島に拠点を置きつつ、竹富や西表などを日帰りで巡るのがもっとも効率のよいプランとなるでしょう。

旅の視点での違い:島の個性(石垣=拠点、西表=ジャングル、竹富=伝統景観)

先島諸島と八重山諸島の違いを「観光目線」で見ると、最も大きな違いは**“島ごとのキャラクター”**です。

例えば八重山の中心となる石垣島は、空港もあり、ホテルや飲食店も豊富。離島観光の拠点になるだけでなく、市街地やビーチ、展望台など観光資源も充実しています。短期間の旅行でも“沖縄らしさ”をしっかり味わえるのが特徴です。

一方、西表島は自然の宝庫。島の約90%がジャングルで覆われ、マングローブカヌー、滝トレッキング、固有種の動植物など、“アドベンチャー系”のアクティビティが豊富。世界自然遺産にも登録されています。

竹富島は、赤瓦屋根と白砂の道、伝統的な街並みが残る“昔ながらの沖縄”を体験できる島。レンタサイクルでゆっくり回れるコンパクトさも魅力です。

宮古諸島(先島諸島のもう一方)は、石灰岩由来の地形が美しい海とビーチを作り出し、ドライブやビーチ遊びがメインとなる旅スタイル。対して八重山は**“海・山・文化”のバランスが取れた多面的な旅ができる地域**といえます。

観光のスタイルや優先順位によって、どちらを選ぶかが変わってくるでしょう。

宮古方面と組み合わせる?時間・費用の勘所

「せっかくなら宮古島も行きたい!」と思う方も多いですが、宮古諸島と八重山諸島を1回の旅で回るのは現実的ではありません。その理由は、距離・移動時間・費用の3点にあります。

石垣島から宮古島へは、飛行機で約30分ですが、便数が限られ、運賃も片道約1万円前後と割高。さらに、LCCなどの格安航空会社の就航が少なく、予約の取りづらさもあります。

また、フェリーなどの海路は現在運航されておらず、島から島へ直接行ける船は存在しません。したがって、両方回る場合は、往復の航空券+宿泊費+移動時間を余分に見込む必要があります。

2泊3日や3泊4日程度の短期旅行であれば、無理に両方組み込まず、どちらかに絞って充実させる方が満足度は高いでしょう。特に初めての方には、アクセスのしやすい八重山(石垣拠点)がおすすめです。

ただし、1週間以上の長期旅行であれば、石垣と宮古の両方を楽しむ「沖縄離島ハシゴ旅」も可能です。その際は、旅程に余裕を持ち、移動日は観光を詰め込まずに計画しましょう。

初めては“八重山集中”が効率的な理由

初めて沖縄の離島旅行をするなら、「八重山諸島に集中する」のが圧倒的に効率的です。その理由は大きく3つあります。

1つ目はアクセスの集約性。石垣島に空港があり、那覇・東京・大阪などから直行便で行けるため、本島を経由せずに到着できます。さらに、離島ターミナルから高速船で複数の島にアクセスできる点が、宮古諸島との大きな違いです。

2つ目は島ごとの個性の違いが際立っていること。石垣=都市+観光、西表=自然+アドベンチャー、竹富=文化+景観など、1つのエリア内で多様な体験ができます。移動時間も短いため、無駄がありません。

3つ目は観光インフラの整備。宿泊施設のバリエーション、交通網、観光案内所、飲食店などが充実しており、初めての方でも安心して旅ができます。

「離島に行ってみたいけど不安」という方には、まさに最初の離島体験にぴったりなのが八重山諸島。観光の満足度も高く、リピーターになる人が多いのも納得の理由です。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
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星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
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リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
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八重山諸島の人気ランキングトップ3!

島の人気トップ3:石垣・竹富・西表の王道

八重山諸島を代表する人気の島を挙げるなら、まず間違いなく石垣島・竹富島・西表島の3つがトップに入ります。これらの島は、それぞれに異なる魅力を持っており、短期間の旅行でも「王道ルート」として組み込まれることが多いです。

まず石垣島は、八重山諸島の玄関口となる島で、新石垣空港からのアクセスも良好。島内にはホテル・飲食店・土産物店・レンタカーなどの観光インフラが整っており、初めての八重山旅行の拠点に最適です。見どころとしては、透明度の高い海が広がる川平湾(かびらわん)や、島の自然を一望できる玉取崎展望台、港町の雰囲気が味わえる石垣市公設市場などがあります。

続いて竹富島。石垣港から高速船で約10分というアクセスの良さと、赤瓦屋根の古民家、白砂の道が続く伝統的な街並みが観光客に大人気です。集落内は歩いても回れますが、レンタサイクルや水牛車に乗ってゆっくり巡るのもおすすめ。海岸では遠浅で波の穏やかなコンドイ浜が人気で、シュノーケルや海遊びを楽しむ人でにぎわいます。

そして西表島は、手つかずの大自然を求める人に選ばれる島。島の90%以上が亜熱帯の森林に覆われ、マングローブカヌー体験ピナイサーラの滝へのトレッキングツアーなど、アクティブ派にぴったりの冒険ができます。近年では、世界自然遺産登録も話題となり、注目度がますます高まっています。

このように、それぞれ違った個性を持つ3島は、**「アクセスの良さ」「景観の美しさ」「体験の多様性」**という3点で、多くの観光客に支持され続けています。

アクティビティ別人気:シュノーケル/カヌー/星空観察

八重山諸島で人気のアクティビティをジャンル別に見てみると、シュノーケル、マングローブカヌー、そして星空観察の3つが特に人気です。それぞれ、島ごとにベストスポットや体験ツアーがあるため、どの島で何をするかを決めておくと旅の充実度が上がります。

まずシュノーケルは、石垣島と西表島が2大人気スポットです。石垣島では川平湾周辺や米原ビーチ付近のサンゴ礁が有名で、初心者でも安心して体験できるツアーが多数あります。透明度の高い海の中では、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁、ウミガメに出会えることもあります。

西表島では、外洋に近いポイントでのシュノーケルや、由布島周辺の浅瀬での穏やかなシュノーケル体験が可能です。ツアーでは船で沖まで出て、ガイド付きで安全に楽しめるプランが主流です。

次にマングローブカヌーは、西表島の代名詞ともいえる体験です。浦内川や仲間川など、自然保護エリアを流れる川で、ガイドとともに生態系を学びながら静かに漕ぎ進む時間は、癒しと冒険が同居した貴重な時間になります。

そして星空観察は、波照間島や西表島、小浜島などが特におすすめです。八重山諸島は「星空保護区(ダークスカイパーク)」に日本で初めて認定されたエリアで、人工の光が少なく、満天の星空が広がります。特に新月の夜には、天の川や南十字星を肉眼で見ることも可能です。星空ツアーに参加すれば、望遠鏡や解説付きでさらに深く楽しめます。

アクティビティを中心に旅を組み立てたい方には、こうした“島ごとの強み”を活かすプランニングが欠かせません。

フォトジェニック人気:川平湾・コンドイ浜・ピナイサーラ滝

八重山諸島には、思わずカメラを向けたくなる“絶景スポット”が数多くあります。中でも特に人気なのが、石垣島の川平湾(かびらわん)竹富島のコンドイ浜(はま)、そして西表島のピナイサーラの滝の3か所です。これらは観光パンフレットやSNSでもよく見かける、いわば“八重山三大フォトスポット”ともいえる場所です。

まずは川平湾(石垣島)。言わずと知れた石垣島随一の景勝地で、エメラルドグリーンから深いコバルトブルーまで、幾重にも重なる美しい海のグラデーションが見られます。湾内には小島が点在し、グラスボートに乗ると海中のサンゴや熱帯魚を間近に見ることができます。なお、潮の流れが速いため遊泳は禁止されていますが、展望台からの眺めや湾岸沿いの散歩は、十分にその魅力を味わえます。

続いて**コンドイ浜(竹富島)**は、白砂のビーチと遠浅の海が織りなす楽園のような風景が広がるスポットです。干潮時には砂浜が沖まで広がり、“海の中に道ができるような”光景を見ることができます。波がほとんどなく、小さなお子様連れでも安心して遊べるため、家族旅行にも人気。また、猫がよく出没するスポットとしても知られ、のんびりとした島の雰囲気と相まって、癒し度満点のビーチです。

そして**ピナイサーラの滝(西表島)**は、沖縄県内最大の落差(約55m)を誇る迫力の滝です。滝壺までの道のりは、マングローブ林をカヌーで進み、さらに山道を徒歩で登るという冒険要素たっぷりのルート。体力はやや必要ですが、辿り着いた先に待っている滝とジャングルの景色は、まさに「手つかずの自然」の象徴です。滝壺の周辺で休憩したり、夏場は足を水につけてクールダウンしたりする人も多く、秘境感と達成感を兼ね備えたスポットとして高評価を得ています。

これらの3スポットは、どれも“八重山らしさ”を象徴するような風景が楽しめる場所であり、InstagramなどのSNSでも数多くの写真が投稿されています。
「一生の思い出になる写真を残したい」「旅先の風景を美しく記録したい」という方は、ぜひこの3つのスポットを旅程に組み込んでみてください。

宿泊タイプ別に選ぶ:リゾート・民宿・ゲストハウス

八重山諸島での宿泊は、選ぶタイプによって旅の雰囲気や過ごし方が大きく変わります。代表的なのは、リゾートホテル、民宿、ゲストハウスの3タイプ。滞在の目的や旅のスタイルに合わせて選ぶことで、より満足度の高い旅になります。

まず人気が高いのはリゾートホテル。特に石垣島には、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートやグランヴィリオリゾート石垣島など、大手ホテルチェーンが展開する高級リゾートがいくつもあります。客室から海を望む絶景ビュー、プールやスパ、レストランの充実ぶりは、まさに南国リゾートそのもの。ハネムーンや記念日旅行、贅沢なひとときを過ごしたい方にぴったりです。

一方で、**民宿(みんしゅく)**は地域密着型のアットホームな宿で、竹富島や小浜島、西表島などに多く見られます。地元の食材を使った家庭料理が味わえるところも多く、宿の方とのふれあいを楽しみにするリピーターも。民宿は、ホテルのようなサービスはないものの、島の暮らしに近い体験ができるのが大きな魅力です。

そしてゲストハウスやホステルは、リーズナブルな価格帯で気軽に泊まれる選択肢。石垣島の市街地や港周辺には、ドミトリー形式や個室タイプのゲストハウスが多く、バックパッカーやひとり旅、学生旅行などに人気があります。共有スペースで他の旅行者と交流できる点もポイントで、現地で情報交換をしたい人にも向いています。

どの宿泊タイプを選ぶかは、旅の目的によって変わります。「観光をたくさんしたい」なら市街地のゲストハウス、「自然の中でのんびり」なら離島の民宿、「贅沢に過ごしたい」ならビーチ沿いのリゾートホテルというように、テーマに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。

予約時には、立地(港へのアクセス)や設備(冷房・Wi-Fiの有無)、送迎の有無なども確認しておくと安心です。


次点の推し:黒島・小浜・波照間・与那国の魅力

八重山諸島には、石垣・竹富・西表といったメジャーどころ以外にも、知る人ぞ知る魅力的な島がいくつかあります。なかでも黒島・小浜島・波照間島・与那国島の4島は、訪れる価値の高い“次点の推し”としておすすめです。

**黒島(くろしま)**は、「ハート型の島」として知られ、人口よりも牛の数の方が多いことで有名です。平坦な地形のため、自転車でのんびりと島を1周するのが定番の過ごし方。観光地化されすぎておらず、静かな離島時間を味わいたい人にぴったり。2月には「黒島牛まつり」というユニークなイベントも開催されています。

**小浜島(こはまじま)**は、NHK朝ドラ「ちゅらさん」の舞台として有名になった島。美しいビーチやさとうきび畑、牧歌的な風景が広がるのどかな島で、のんびりリゾート気分を楽しめます。また、高級リゾート「はいむるぶし」や「星野リゾート リゾナーレ小浜島」など、上質な宿泊施設があることも魅力の一つです。

波照間島(はてるまじま)は、日本最南端の有人島。港からすぐのニシ浜は「沖縄屈指の美しさ」と称されるほどの絶景ビーチです。晴れた日には遠くまで続くコバルトブルーの海が広がり、まさに楽園のよう。アクセスは高速船で1時間前後かかり、天候による欠航が多い点には注意が必要ですが、それでも行く価値のある島です。

**与那国島(よなぐにじま)**は、日本の最西端に位置し、海の向こうは台湾。ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても知られています。最大の見どころは、海中遺跡と呼ばれる神秘的なダイビングスポット。また、島内には断崖絶壁の絶景ポイントや、与那国馬と触れ合える牧場もあり、他の八重山の島とはまた違った雰囲気を楽しめます。

これらの島々はアクセスにやや難があるものの、その分観光客も少なく、“ディープな八重山”を味わうにはうってつけの場所です。2回目以降の旅行や、より静かで特別な時間を求める方には、ぜひ候補に入れてみてください。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
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星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
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リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
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八重山諸島おすすめの周り方

1泊2日でサクッと:石垣+竹富の回り方

限られた日程で八重山諸島を楽しみたい方におすすめなのが、石垣島と竹富島を組み合わせた1泊2日モデルコースです。この2島は距離が近く、効率よく観光を楽しむのに最適な組み合わせ。特に初めて八重山を訪れる人には、自信をもっておすすめできるルートです。

まず、1日目は石垣島に到着したらレンタカーを借りて、島内をドライブ観光。新石垣空港から車で北東方面へ向かうと、美しい海を一望できる「玉取崎展望台」があります。道中の景色も絶景で、南国気分が一気に高まります。その後は石垣島の代表的な観光地「川平湾」へ。グラスボートでの海中観察を楽しみ、写真映えする景観を堪能しましょう。

夕方には市街地に戻り、ユーグレナモールでお土産探しや八重山グルメの夕食を楽しむのが定番コース。石垣牛のステーキや、八重山そばが人気のメニューです。宿泊は市街地のビジネスホテルやゲストハウスを選ぶと、移動にも便利でおすすめです。

2日目は朝早くに石垣港から竹富島行きの高速船に乗船(約10分)。竹富島では、レンタサイクルを借りて、赤瓦屋根の町並みや白砂の道を散策しましょう。水牛車での島巡りも人気です。午後にはコンドイ浜でのんびり海辺を楽しみ、日帰りで石垣島に戻ることができます。

このように、1泊2日でも無理なく島時間を満喫できる構成となっており、限られた時間の中でも「八重山らしさ」をしっかり体感できます。荷物を少なくして身軽に動けるよう、リュック1つで旅するスタイルがおすすめです。


2泊3日で大満足:西表を入れて自然を満喫

もう少し余裕がある方や、アクティブな自然体験を楽しみたい方には、2泊3日で石垣・竹富・西表の3島を巡るコースが最適です。特に西表島を組み込むことで、八重山諸島の大自然と冒険的な魅力を体感できます。

1日目は石垣空港に到着後、前述の通り石垣島の観光スポット(川平湾・玉取崎・公設市場など)を回ります。夜は市街地でグルメやショッピングを楽しみ、港近くのホテルで1泊。

2日目は朝早く石垣港から西表島(大原港または上原港)へ高速船で移動(約40分)。西表島では、人気の「マングローブカヌー&ピナイサーラの滝トレッキングツアー」がおすすめです。ガイド付きツアーなら、安全に森の中を歩き、滝壺での昼食や水遊びも体験できます。

西表島での宿泊は、自然に囲まれたコテージやエコリゾートがおすすめ。夜には満天の星空を眺めながら、静かなひとときを過ごすことができます。運が良ければ、西表ヤマネコやカンムリワシなどの希少動物に出会えることも。

3日目は朝の船で石垣島に戻り、時間があれば竹富島へショートトリップ。のんびりとした島時間を味わいながら、午後のフライトまでに石垣市内で最後のショッピングやカフェを楽しむのもよいでしょう。

このように、2泊3日あればアクティビティと癒しのバランスが取れた、充実の旅程を組むことができます。西表島での自然体験は、特にリピーターにも人気が高く、旅の思い出に強く残るはずです。


グルメ&カフェ:石垣牛・八重山そば・離島スイーツ

八重山諸島を旅する上で欠かせないのが、地元のグルメです。石垣島や離島には、個性的なカフェやご当地メニューが充実しており、食を通して島の文化を感じることができます。

代表的なご当地グルメは、やはり石垣牛。市内には焼肉店やステーキ専門店が多数あり、特に「炭火焼肉たけさん亭」や「石垣島きたうち牧場」などが人気です。柔らかくジューシーな赤身肉と、脂の甘さが特徴で、旅の贅沢グルメとしては外せません。

続いて八重山そば。沖縄そばとは少し異なり、やや細めの丸麺で、豚骨ベースに鰹や昆布の出汁が効いたあっさり系スープが特徴です。「来夏世(くなつゆ)」や「明石食堂」は観光客にも地元民にも支持される有名店で、昼時には行列ができることもあります。

カフェも個性派ぞろい。石垣島北部の「ミルミル本舗」は自家製ジェラートが絶品で、海を眺めながらのひとときは格別です。また、西表島の「デンサー食堂」や竹富島の「パーラーぱいぬ島」など、島の食材を使ったローカルスイーツも見逃せません。

さらに、ユーグレナや黒糖、紅芋など、島ならではの素材を活かしたお土産スイーツも豊富。旅の合間に立ち寄れるカフェやパーラーで、冷たいぜんざいや島バナナのスムージーを味わうのも楽しみの一つです。

食事の時間も旅の思い出に。グルメを目的に島を巡る“食べ歩き旅”という楽しみ方も、ぜひ試してみてください。


星空を狙う夜の過ごし方(国立公園×ダークスカイ)

八重山諸島の夜を彩る、もう一つの魅力が星空観察です。この地域は、日本で初めて「星空保護区(ダークスカイパーク)」に認定された場所であり、石垣島・西表島・小浜島・波照間島などの各地で満天の星空が楽しめます

特に西表石垣国立公園の一部となっているエリアでは、人工の光(光害)が少なく、肉眼で天の川や南十字星を見ることも可能です。観察に適した時期は、空気の澄んだ秋〜冬(10〜2月ごろ)ですが、年間を通して晴天率が高い八重山では、比較的星空観察のチャンスが多いのも特徴です。

おすすめの過ごし方は、星空ツアーに参加すること。望遠鏡やレーザーポインターを使った解説付きのツアーが、石垣島や西表島、小浜島などで開催されています。参加者全員に星座早見盤が配られるなど、初心者でも楽しめる内容が充実しています。

また、自力で楽しみたい場合は、街灯が少ないビーチや高台の展望台へ行くのがポイント。石垣島なら「バンナ公園」や「平久保崎灯台」周辺、西表島なら「星砂の浜」などがおすすめスポットです。懐中電灯や虫よけスプレー、敷物を持っていくと快適です。

新月前後の夜を狙えば、星の数が格段に増え、写真撮影にも最適な条件になります。スマホでも星空が撮れるアプリや、三脚を使った撮影方法などを活用すれば、旅の思い出に残る1枚を収めることができるでしょう。

自然と調和した夜のひとときを、ぜひ体験してみてください。


交通・チケット手配のコツ(空港/離島ターミナル/高速船)

八重山諸島を効率よく観光するためには、交通の流れをしっかり把握し、チケットを上手に手配することが大切です。特に、石垣島を拠点として各離島にアクセスする場合は、交通手段と時間配分が旅の成否を左右します。

まず、飛行機は**新石垣空港(南ぬ島石垣空港)**が玄関口です。那覇はもちろん、東京(羽田)、大阪(関西・伊丹)、名古屋、福岡など主要都市からの直行便があります。便数は季節によって変動するため、早めの予約がおすすめです。

空港から市街地までは、路線バスで約40分/レンタカーで約30分。市街地の中心部には石垣港離島ターミナルがあり、ここから高速船で竹富島・西表島・小浜島・黒島・波照間島へと移動します。

高速船のチケットは、現地の窓口や事前予約サイトで購入可能。特に波照間島は欠航率が高いため、天候チェックとキャンセル対応が必要です。予約時には「往復割引」「複数島周遊チケット」などのお得なパスも検討しましょう。

また、石垣島内を観光する場合は、レンタカーが最も便利です。特に空港〜川平湾〜市街地のような広範囲を移動するには必須と言えます。一方で、市街地滞在型の場合は、バス・タクシー・レンタサイクルでも十分対応可能です。

スマホに地図アプリや時刻表アプリを入れておけば、移動中も安心。飛行機・高速船・宿泊をセットで予約できるツアーパックを使うのも、スムーズな旅の手段となります。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
コメント数 : 137
★の数(総合): 4.50
星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
コメント数 : 32
★の数(総合): 3.33
リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
コメント数 : 131
★の数(総合): 3.91
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モデルコース:1泊2日・2泊3日で回る八重山諸島

【1泊2日】到着日:川平湾・市街グルメ/夕方に竹富へ

1泊2日で八重山諸島を楽しむなら、「石垣島+竹富島」ルートが効率よく、移動の無駄も少なく済みます。初日のスケジュールは、石垣島を満喫しつつ、夕方には竹富島へ渡って宿泊する流れがおすすめです。

まず、午前中に新石垣空港に到着したら、空港からレンタカーを借りて石垣島北部の観光ドライブへ出発。最初の目的地は「玉取崎展望台」。海を一望できる絶景スポットで、天気が良ければ遠くの島々まで見渡せます。

続いて、石垣島屈指の景勝地「川平湾」へ向かいます。湾内を走るグラスボートに乗って、海の中のサンゴや熱帯魚を眺めるアクティビティは大人にも子どもにも人気。海の色のグラデーションが本当に美しく、撮影スポットとしても最適です。

午後は市街地へ戻り、「ユーグレナモール」でお土産をチェックしつつ、遅めの昼食に石垣牛ステーキや八重山そばを楽しむのも良いでしょう。空港・港どちらからも近く、観光に便利なエリアです。

その後、石垣港離島ターミナルから竹富島行きの高速船に乗船(約10〜15分)。夕方の便でも十分間に合うため、1日目の最後は竹富島の伝統的な街並みの中でゆったりとした時間を過ごすことができます。

竹富島では、民宿やゲストハウスに宿泊するのが一般的。星空を見ながら島の夜を楽しむのも、八重山旅行の魅力の一つです。


【1泊2日】2日目:竹富朝散歩→石垣市場→帰路

1泊2日プランの2日目は、朝の竹富島を満喫したあと、石垣島に戻って帰路につく流れがスムーズです。朝の竹富島は観光客も少なく、静かな雰囲気の中で赤瓦の街並みや白砂の道をゆっくり散歩することができます。

朝食後は、レンタサイクルで島内を1〜2時間ほど巡るのが定番。まずは「なごみの塔」や「西桟橋」で景色を楽しみ、時間があれば「コンドイ浜」や「カイジ浜(星砂の浜)」へも足を延ばしましょう。どのスポットも自転車で10分前後と近く、天気が良ければ海辺でのんびり過ごすのも気持ちいいです。

午前10〜11時ごろには、竹富港から石垣港へ戻る高速船に乗り、市街地で最後の観光とお土産タイムを確保します。おすすめは**「石垣市公設市場」や「ユーグレナモール」**で、地元の特産品やおしゃれな島雑貨をチェックしましょう。

昼食には、空港へ向かう前にもう一度石垣グルメを楽しむチャンス。八重山そばやソーキそばの名店、南国フルーツのスムージーを提供するカフェなど、バリエーションも豊富です。

その後は、レンタカーを返却し、石垣空港から帰路へ。空港は比較的新しい設備でお土産店やフードコートも充実しているため、最後の時間も有効に使えます。

短いながらも、石垣の自然・グルメ・文化と、竹富島の伝統的な風景を味わえるこのプランは、時間の限られた旅行者にとって理想的な八重山体験と言えるでしょう。


【2泊3日】到着日:石垣北部ドライブ&星空

2泊3日の旅では、初日は石垣島に滞在しながら島内観光をゆっくり楽しむのがおすすめです。特にレンタカーを使った北部ドライブと星空観察を組み合わせれば、自然もグルメも大満足の1日になります。

午前中に石垣空港へ到着したら、まずは「玉取崎展望台」で青い海と空の絶景を満喫。その後は、石垣島の北端にある「平久保崎灯台」へ向かうドライブコースへ。途中の牧草地やパイナップル畑など、のどかな南国の風景が続く道中も旅の醍醐味です。

ランチは道中の人気カフェやドライブインで、地元の食材を使った定食やそばを楽しむと、旅気分が高まります。午後は米原ビーチで海遊びや散策をしたり、「ミルミル本舗」でジェラートを味わいながら一休み。

夕方には市街地に戻り、夕食に石垣牛ステーキや地元居酒屋の料理を楽しみましょう。その後、晴れていれば**「星空ツアー」に参加**するのがこの日の締めくくり。石垣島北部や郊外では、晴れた夜には天の川や南十字星が肉眼で見えることもあり、星空保護区ならではの感動体験ができます。

この日は石垣市内に宿泊し、翌日の離島トリップに備えましょう。移動時間も少なく、石垣島の魅力をゆったり味わえる1日になります。


【2泊3日】2日目:西表でマングローブ&滝トレッキング

2泊3日コースの2日目は、アクティブな体験を求めて西表島への日帰りまたは1泊旅行に出かけるのがおすすめです。石垣港から高速船で大原港または上原港まで約40〜45分。早朝出発で1日しっかり使えば、西表島の大自然を満喫できます。

人気のアクティビティは、マングローブカヌー+ピナイサーラの滝トレッキングツアー。専門のガイドが同行するため、初心者でも安心して参加でき、地元の自然や動植物の説明を聞きながら楽しめます。滝壺でのランチや水遊びは、まさに西表ならではの体験です。

もう少しゆったりしたコースを望む方には、由布島への水牛車体験と植物園散策の組み合わせもおすすめ。マングローブに囲まれた島へ、水牛に揺られて渡る非日常的な時間は、特に家族連れやカップルに人気です。

宿泊する場合は、島内の自然に囲まれた民宿やエコロッジが人気で、夕食には島料理を堪能できるプランも多数。夜は満天の星空と静寂の中で、都会では味わえない時間を過ごせます。

翌朝の船で石垣に戻るルートを組めば、移動の無理もなく、充実した2日目が完成します。


【2泊3日】3日目:竹富で伝統集落とビーチ→石垣で締め

2泊3日の最終日は、朝から竹富島を訪れ、のんびりと島時間を楽しんだ後に石垣で締めくくるのが理想的な流れです。

朝の便で石垣港から竹富島へ向かい(約10分)、レンタサイクルを借りて観光スタート。「なごみの塔」で島全体を見渡したり、水牛車に乗って赤瓦屋根の集落をゆっくり巡ったり、朝の静かな時間を味わうにはぴったりのスポットです。

午前中はコンドイ浜やカイジ浜で海辺の風景を楽しみ、11〜12時ごろには石垣へ戻ります。午後のフライトまでに時間があれば、石垣市街地でカフェタイムやショッピングを楽しむのもおすすめです。ユーグレナモールでお土産を買ったり、石垣牛バーガーをテイクアウトして空港で食べるのも旅のしめくくりにぴったり。

帰路は、石垣空港でゆったり過ごせるよう、移動時間とチェックイン時間に余裕を持たせることがポイント。空港内にも石垣特産のお土産ショップやフードコートがあるため、最後まで旅行気分を楽しめます。

このように、2泊3日あれば「石垣・竹富・西表」の3島をバランスよく巡ることが可能です。自然・文化・グルメの全てを詰め込んだ、満足度の高いプランとなるでしょう。

「八重山諸島」おすすめホテル3選
島宿 月桃屋 <石垣島>
◎ひとり旅歓迎◎石垣島・八重山観光拠点に最適!毎晩リビングでゆんたくが楽しめるアットホームな宿/新石垣空港より車で約30分/バスターミナル・離島桟橋から徒歩約10分
コメント数 : 137
★の数(総合): 4.50
星のや竹富島<竹富島>
石垣島から約10分。南風の心地よい沖縄の離島で冬でも暖かいプールに身をゆだねながら寛ぎの滞在。/新石垣空港からタクシーで約30分の石垣港より、フェリーで約10分の竹富港へお越しください。送迎車でご案内します。
コメント数 : 32
★の数(総合): 3.33
リゾートイン西表島<西表島>
2023年2月新築オープン。お得・好立地・おもてなしの三拍子が揃った西表島旅行を失敗させないホテル!/西表島上原港から徒歩5分(石垣港離島ターミナルより西表島上原行きのフェリーに約50分乗船)
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まとめ

八重山諸島は、短い日程でも「石垣島+離島」の組み合わせ次第で、しっかりと満足感のある旅が可能です。特に1泊2日であれば石垣と竹富、2泊3日であれば西表島まで含めることで、文化・自然・グルメ・星空の全てを詰め込むことができます。

また、行く時期によっても楽しみ方が大きく変わるのが八重山の魅力。海遊びをするなら梅雨明け〜夏、星空観察や快適な気候を楽しむなら秋〜冬がベストです。台風や梅雨を避けたい方は、6月下旬〜7月上旬や10月が狙い目です。

宿泊スタイルもリゾートホテルから民宿、ゲストハウスまで幅広く、旅の目的に合わせて柔軟に選べます。交通アクセスも石垣島を中心に整備されているため、旅慣れていない方でも安心です。

「離島」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、実はとてもアクセスしやすく、自然と文化を深く感じられる場所です。
次の旅先に迷ったら、ぜひ“効率よく巡れる八重山諸島”を選択肢に入れてみてください。

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